ドラマ『コウノドリ』毎週楽しみにみています。リアルタイムでみられず、先週の放送分をやっと今日みました。帝王切開後の二人目の出産方法についてが主なテーマとなった回でしたね。トーラック(帝王切開後、自然分娩をすること)を希望する妊婦さんと家族、病院関係者の状況が描かれていました。

以前、娘の出産のことをブログにかいたときもふれましたが、わたしは娘を緊急帝王切開、息子を予定帝王切開で出産しています。

娘は、妊婦健診のNSTで徐脈がみられたため緊急帝王切開になりました。娘の妊娠中は切迫早産や胎児発育不良で入院していたりと順調とは言い難い妊娠生活でした。また、帝王切開で出産した娘は想定よりも小さく低体重出生児でした。

娘を帝王切開で産んだ後、わたしは帝王切開に《なってしまった》と考えたこともありました。元々、自然分娩で産む予定だったのと緊急で急に決まっての帝王切開だったので心の準備もできておらず何だか自分の意思とは関係なく、バタバタとした出産だったような気がしてしまって。
でも、わたしの場合《なってしまった》という思いよりも《無事に産まれてくれた》という気持ちが日に日に大きくなりました。

娘のように陣痛がストレスで心拍が落ちて徐脈になってしまう赤ちゃんもいます。NSTの途中で赤ちゃんが徐脈になり中々回復せず、看護師さんや助産師さん、医師が集まってきたときの《赤ちゃんは無事なのか、どうなってしまうのか》という不安で押しつぶされそうな気持ちを考えたら、少しでも娘にとってリスクの少ない方法で出産できたこと、帝王切開という選択肢のある現代にむしろ感謝しています。
自然分娩にこだわっていたら赤ちゃんの命が危ないのですから。(娘の場合は、低体重出生児ということもあり、おそらく普通の赤ちゃんより陣痛のストレスに弱かったのだろうということでした。)

帝王切開後は、傷は痛いのにはじめての出産でただでさえナーバスになっていたりで…
母乳は大丈夫かなと痛み止めを使うのも不安で、歩くのも辛く…でも、すぐにエンドレスではじまる赤ちゃんのお世話。
いわゆる産後ブルーでピリピリしたりもしました。
でも、帝王切開だったからこそ入院期間も長くなり、助産師さんに相談したりする機会も多くなったことで助けられました。あくまでわたしの場合ですが、自然分娩でバタバタしたまま何もわからず4~5日で退院していたほうがパニックだったかもしれないなぁと思ったりもします。

息子は、(娘とは違う病院で産んだのですが)病院がブイバック(当時、説明ではトーラックではなくブイバックと言われました。何が違うのでしょう?)を行っておらず、予定帝王切開で出産しました。前日入院、翌日帝王切開で家族も予定をあわせて休みをとるよう調整してくれました。

わたしは、二人目の息子のときも帝王切開で出産しています。病院の方針で、VBACはしない方針でしたし、わたし自身も説明を受けたうえで少しでも安全を取りたいと思い自分でも帝王切開での出産を希望しました。

二人目も帝王切開で産むなら(ブイバックしないなら安全でしょ~という風に)安全をとったと言われがちですが、帝王切開も手術です。手術には必ずリスクが伴います。わたしは、二人目を妊娠したときから《帝王切開という手術》のリスクも考えていました。

わたしは、万が一のことがおきた時に主人や娘が困らないようにと、一冊のファイルを作っておきました。保険関係やその他重要な書類をまとめたり、家族の住所電話メアドなどを一覧表にしたり。娘の母子手帳や今後の予防接種予定リスト、好きなごはんのレシピや娘が利用していた一時保育についてや遊び場のリストなど。
また主人と、万が一が起きてしまった場合のことについても話をしました。もし、わたしに万が一のことがあったら…苦労するかもしれないけれどどうか娘を手離さずに幸せに育ててねと。
娘という存在があるからこそ、覚悟のうえでの二人目出産でした。

予定通り帝王切開で無事に息子が産まれて、ホッとしました。二人目以降は後陣痛がひどくなるといいますが、帝王切開でもそうです。切った子宮が後陣痛で収縮します。普通の切り傷でも、傷口をギューギューつねられたら、痛いですよね?!とにかくツラくて、迷わず痛み止めを使いました。娘のときも本当は我慢せず痛み止めを使えばよかったんですよね。。
息子の帝王切開後は、娘という存在のおかげか娘のときほどナーバスにはならず入院期間は穏やかに過ごすことができました。

予定帝王切開ということもあり、主人が事前に仕事を調整して休暇をとってくれていたり娘の預け先を確保できていたりしたことは、わたしにとって安心材料となりました。

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陣痛の痛み、帝王切開の手術の痛み、無痛分娩を選択すること、トーラック(VBAC)での出産を選ぶこと、それぞれみんないろいろです。わたしは陣痛の痛みについてはよくわからないし、帝王切開したことのない人には手術後の痛みはわからない。それは仕方のないことで、わからないことが悪いことではないと思います。
《帝王切開だから~》という言葉、わたしは直接言われたことはありませんが、もし言われたとしたらどう思うのだろう?

出産は本当にひとそれぞれで、みんなが同じなんてあり得ないのだから、自分と同じ経験をしていないからといってあえてそれをわざわざ悪いように言う必要があるのかな?
同じ経験をしていないのだからわからないことは悪いことではないけれど、わからないから想像で何を言ってもいいのかな?
わからないなりに相手の気持ちに寄り添えたらいいのに…。

わたし自身、子育てしているとつい自分だけが大変なんだと感じてしまうこともあります。自分以外はみんな楽して楽しそうにみえたり…。
でも、ひとりひとりみんな違っていて、自分だけでなくみんな一緒懸命に出産して子育てしてるんだということを忘れずにいなきゃいけないなと…『コウノドリ』は、改めてそう思う機会になりました。

ちなみに、わたしはこども達に帝王切開で産まれたことを伝えていますし、お風呂で傷跡を「これなに?」と、さわられたりもしています。
ウチのこ達にとっては、むしろ帝王切開が当たり前だと思っているかもしれませんね~。。



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